ドゥーラ協会では、台風19号による浸水被害をうけた助産院を支えるための「寄付プロジェクト」を行います。
一日も早い復旧と現地の母子の笑顔のために、皆様のご理解とご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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八二八(ハチニハチ)
普通1416443
ミヤハラ ケイコ
※ご寄付は、台風19号の浸水被害を受けた「相馬助産所」の復旧資金として活用されます。
支援先の「相馬助産所」は、現地の産前産後の母親支援の中心的存在として、駆け込み寺のような役割を果たしてきた助産院です。
今回台風19号の影響で、相馬市の中心を流れる宇田川が増水し、相馬助産所の近くで水が堤防を越え氾濫、助産所は床上まで浸水しました。
相馬助産所は、今年4月にリフォームしたばかりでした。
畳は総取り替え、床も泥水を吸い込み、床下も一向に乾かず、車3台と電化製品すべて浸水、エアコンも室外機の浸水で買換えないといけません。
助産所を開業する宮原けい子さんは、ご自宅とご実家も浸水しています。
「水道が復帰して泥出しが出来るようになり助かったけれど、3軒分の泥出しは大変でした」
「でも3.11の被災も乗り越えてきたのだから、今回もママ達のために頑張らないと」と話されていました。
当会は「相馬助産所」と深い繋がりがあります。
代表理事の宗が音頭を取り、ドゥーラ協会の理事・事務メンバーも関わりながら運営をしていた東日本大震災における被災支援事業「東京都助産師会 東京里帰りプロジェクト」や「(一社)ジェスペール 」において、支援先として関わり応援し続けてきた助産院なのです。
宮原さんは、震災直後の2011年6月にこの助産所を開業しました。
当時福島第一原発の影響で、震災後も自宅に残った母親達は外出することも出来ないまま、子育てに多くの不安を抱えていました。
そのような中、宮原さんは家庭訪問や昼夜を問わず電話でやり取りを続け、母親達の不安を受け止めながら支え続けました。
その後、乳房ケア等産後ケア、育児相談、ママと赤ちゃんのための体操、サロン「おひさまクラブ」など多岐にわたる活動を展開されました。
2013年4月宮原さんの報告(ジェスペールのメルマガより)
東北こそだてレター(pdf)
震災後の活動内容
ジェスペール 相馬助産所活動報告
現在では地域の母親の心のより所となっており、今回もご自身が被災されている中、不安になった母親からの電話も受けているそうです。
地域の母子のために、相馬助産所が一日でも早く再開できるよう、皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
今回の呼びかけに賛同いただきご寄付いただきました皆様、ご協力いただきましてありがとうございました。 ドゥーラ協会からも些少ですが支援金を送らせていただきました。
本日、相馬助産所の宮原さんより、お礼状をいただきましたので、ご報告申し上げます。
お礼状(pdf)