ドゥーラ協会からのお知らせ

平成31年を迎えて

2019.01.01

あけましておめでとうございます。

ドゥーラ協会が発足して今年で8年目を迎えようとしています。この7年間で産後のサポートはますます需要が高くなっています。その背景には社会全体が高齢化しており、産む方々も、家族の中で赤ちゃんとお母さんをサポートする方々も高齢化し、更にその上の世代の介護も伴うこともあるからです。さらに育児と介護が同時に課せられている母親もいます。

これらの状況の中で、それぞれのサポートを家族の中だけで行うことはますます難しくなっています。ドゥーラ協会で養成するドゥーラは産後の家族の暮しを支えることを念頭に置いています。赤ちゃんが家族の一員として迎えるまでを支えることは、同時にその母親が上の世代を介護する必要があるときはそのサポートも行う必要が出てきます。そのサポートが出来るように昨年の4月から仕事の範囲を拡大した保険を適用できるよう制度を改正しています。

高齢化する社会の中で、母親を中心として暮らしを支える専門家としてますます需要が高まってくることが予想されます。多くの方々にその必要性を実感していただき、ドゥーラが全国に広まり子育てしやすい社会に、更にはお年寄りも暮らしやすい社会になることを願っています。

平成31年元旦
一般社団法人ドゥーラ協会
代表理事 宗 祥子

新年明けましておめでとうございます。